クリスマスローズの花でガーデナーの皆様の笑顔がみたい。東京から新しいガーデニングスタイルとクリスマスローズをお届けします。ヘレボルスの育種を行い日本人の感性と自然環境にあった新品種を育種し生産販売をしています。花とおしゃべりブログでクリスマスローズの育て方や花の病害虫対策、植物の魅力と楽しみ方とガーデニングの話題と写真画像をお楽しみください。開花株と種苗のお買い求めは若泉ファームのクリスマスローズ販売ネットショップと直売でお求めください。

2021年12月28日火曜日

2021年 クリスマスローズの発芽

 

2021年 クリスマスローズの発芽。
20数年間クリスマスローズの実生を行っていますが、5~6年ほど前まで発芽の記録は1月10~15日だった。
それが少しずつ早まり、今シーズンは12月11日に種からを破って緑色の双葉を見せてくれた。
その種はシャルウィダンス、もともと開花にしても他のハイブリッドと比較して2週間ほどは早く咲いてくる早咲き種。
5月半ばころに採取したクリスマスローズの種は6月に入ったころに高温処理を開始するが、高温処理といっても湿度を与えた状態で赤玉土の入った鉢に埋めるだけ。
なにも特別なことはしていません。
その高温処理を行ったクリスマスローズの種を11月に入るころにポットに蒔くだけ。


画像、12月11日に緑色の双葉が土の上に顔を見せたところ。

つずいて12月26日の同ポットの発芽風景。

発芽が速くなり、開花も早くなるのには、9月に入ったころに気温が冷えてきたのが原因ではと思っています。

高温処理と低温処理を同じく8~10週間ほど行えば発芽すると言われていますが低温の環境を9月の気温が助けたのではと勘ぐっています。

2021年12月27日月曜日

寒さでクリスマスローズの花茎が倒れた どうしよう

 今朝の最低気温はマイナス2度、濡れた土には5センチほどの霜柱がしっかり立ってザックザックと踏んでみるとガサガサと倒れた霜柱が朝日を浴びてキラキラと光っています。

最低気温がマイナスになると庭に植えこんだクリスマスローズの早咲きなどは伸びだした花茎の首をだらしなく倒らしている。

クリスマスローズ初心者などはこの姿を見てビックリ仰天するだろうが、これは自然の摂理の賜物。

植物の体の多くの部分は水でできている、気温がマイナスになるとこのクリスマスローズも人間と同じに寒さに震える。

寒い寒いと言いながら体の中にある水分を捨てて植物体を寒気から守ろうとする現象。

花首や茎が寒さで倒れたとしても全くビックリすることはありません。

このクリスマスローズ画像は朝8時ころの姿ですが朝日が当たり少しでも気温が上がってくるとピクピクっと立ち上がってきます。

寒さに震えながら見ていると、それは見事なもの。

根が土に中に含まれている水分を飲み込んでいる証拠でしっかり生きています。

しかし、これは一切、加温されないで花茎が立ち上がっている状態なら心配はありませんが、加温された環境で育てられていたら倒れた花茎は2度と立ち上がれなくなって瀕死の状態になります。




2021年12月21日火曜日

2022年 池袋サンシャィンシティ「クリスマスローズの世界展」招待券プレゼント

 池袋サンシャィンシティから「クリスマスローズの世界展」入場招待券が送られてきました。

2022年2月18日より開催されるクリスマスローズの世界展。
今年も、昨年につづいて招待券プレゼントの企画です。
10名様、1人2枚のプレゼントです。
下記の若泉ファームのホームページお問い合わせより、お名前、〒番号、ご住所をご記入の上、メールにてお申し込みください。




お申し込み多数の場合には抽選となることをご了承くださるようお願い申し上げます。
締め切りは25日午後12時。
発表はFB、ブログともにこのページのコメント欄にてお名前の頭文字と都道府県のみといたします。

2021年12月11日土曜日

儚きは クリスマスローズ ルージュピコティ

 

ルージュピコティが咲きだしています。

最初の親になったピコティの花を見てある女性が涙を流した。

それも、もう遠い頃ですが、そのクリスマスローズを使って作ったルージュピコティ。

本来はピコティの幅は赤くもう少し太いのですが、今日咲きだした花は幅が極端に狭い。

この花をみると、なぜか儚さを感じるのは何故でしょうか。

クリスマスローズ 最速の発芽シーン

 

例年、ホームページやFBなどでクリスマスローズの種まきは10月の初めから末頃までに蒔きましょうと言っているのですが、自分自身は11月も始めになってかららの種蒔き。

例年に漏れず、今年もクリスマスローズの種蒔きは11月初め。

昨日、水やりを終えてから種のポットを見ると何やらグリーンぽいのが、つれて茶色の塊が土の上に顔を出している。

一つはシャルウィダンス、もう一つは雅。

通常、温度処理は高温処理を6月から始める。

ただ鉢の中に茶袋に入れたクリスマスローズの種を埋め込み土が乾かないように管理すると言った単純な物。

冷温処理は一切行っていませんので通常は翌年の1月10日前後に可愛いクリスマスローズの双葉がもっこり顔を出す。

しかしここ数年、大体5年くらい前から12月半ば頃に双葉が顔を出してしまう。

何が原因か、それは不明。


2021年11月13日土曜日

クリスマスローズの種、今、土の中ではどうなっている

 


クリスマスローズの種まき、通常は10月末ころまでに蒔けば全く問題は発生せず順調にいくと年明けの1月10~15日には双葉が土の上に現れてきます。

しかし、時々、土の中はどうなっているのかなどとホジホジする人も中にはいらっしゃいます(笑)。

ホジホジすると、種の殻が割れ土の下のほうに根が伸びだしているかもしれませんし、その根に傷をつけてしまい根を腐らせてしまうことも起きてくるかもしれません。

まずは蒔いたクリスマスローズの種をホジホジしないこと。

通常、高温処理を順調にされたハイブリッドのクリスマスローズは11月の初めころには種の殻が割れ始めてきます。

種の殻が割れて3~4週間もしますと種の殻から真っ白で透き通った根が伸びだしてきて土の上に双葉をのぞかせる準備に入ってきます。

(画像は12月10頃の様子ですが、ブログを書くためにテスト的に土中での保存期間を長くとって撮影したものです。)


2021年11月12日金曜日

クリスマスローズ 秋の植え替え その様子



上の画像は10月9日に春に75ミリポットにポット上げした苗を11.5センチのポットに植え替えしたクリスマスローズの苗です。

植え替え後、1週間ほどした時から週に1回ほど液肥を与えてきました。

下の画像はそれから一月ほど過ぎた11月11日の様子です。

固形肥料は明日から与える予定です。

2021年2月12日金曜日

クリスマスローズのセレクトショップ

シャルウィダンスの赤が咲いてきています。

花弁の中心に丸く重ねるネクタリーが花の印象を強くします。

http://www.wakaizumi-farm.com/

http://www.wakaizumi-farm.com/shop/2.html

絹、これも若泉ファームのオリジナル品種。

ニゲルとチベタヌスの良いとこどりを見せてくれています。


最も早く育種し一大センセーションを巻き起こした糸ピコティFirst kiss。


丸弁カップ咲きの典型的な姿を見せるシングル。


 

2021年2月8日月曜日

ネットショップのクリスマスローズたち

 






2月に入ってクリスマスローズの花が咲いてくるのが少しだけ早くなった感じがします。

画像を撮影し、パソコンに向かう。

大きなサイズの画像を縮小し、ソフトにコメントと一緒に入力。

パソコンの画面と睨めっこするのは二時間が限度、どうやらすべて入力できたようだ。

後はサーバーにアップするだけ。


2021年2月4日木曜日

宝塚陽春園に送ったクリスマスローズ

 

兵庫県宝塚市にある園芸店、陽春園様にクリスマスローズの第一弾が送られました。

店長とは18年くらいのお付き合いで東京に仕入れに来ると、クリスマスローズを見た後は駅近のお店で夜が更けるまで飲み明かしクリスマスローズ談義に勤しんでいました。

その頃は彼はまだ社員で仕入れ担当、数年前に社長から店長に抜擢され仕入れの席は若い女性に変わりましたが、店長の指導も良くクリスマスローズや植物を見る目も素晴らしいものがります。

今日は第一弾として3ケース、私共ではクリスマスローズを早く咲かせて出荷することはせず、自然の温度で花を咲かせていますので、お買い求めしてそのまま露地に置いていても花が痛むことは無くお客さには喜んでいただいています。

第二弾は来週の予定ですが今日送ったクリスマスローズは丸弁カップ咲きの清楚な花が中心で絹なども入り、明日の午後には陽春園の売り場に並んでいることと思います。




http://www.wakaizumi-farm.com/

2021年1月28日木曜日

クリスマスローズとアブラムシと砂糖



クリスマスローズと砂糖。
どんなつながりがるか?、今は花が咲き始めて喜んでいますが、いずれ春が来て、夏が目の前に。
スリップスやアブラムシがクリスマスローズを狙っています。
希釈したスミチオンなどの殺虫剤の中に10リットル当たり50グラム程度混ぜて散布する。
砂糖を混ぜられた希釈した農薬を舐めに葉の裏や花の中から這い出してきてそのままコロリ。

農水省のページの中にそのヒントが隠れています。

2021年1月18日月曜日

おおさむこさむ 山から小僧が泣いてきた

 

童歌

おおさむこさむ
山から小僧が泣いてきた
なんといって泣いてきた
寒いといって泣いてきた
おおさむこさむ
おおさむこさむ


真冬の曇り空は寒い、東京で寒さが厳しいのだから北国ではどれほど寒さが厳しいのだろうか。
庭には春咲きのラッパスイセンの芽があがってきて、固かったクリスマスローズの蕾もほころんできましたが。
春はまだ遠し。




2021年1月15日金曜日

クリスマスローズの開花株、直売開始

 


2021年度クリスマスローズの直売を明日16日よりオープンいたします。
自然の温度で咲かせていますので、開花株は少ないですがコロナで遊びに出かけられないときにはガーデニングが一番。
シャルウィダンスは早咲きですので開花が始まっています。
絹は2月に入ってから、雅は蕾が大きくなって10日もすると咲いてくるかと思います。昨年の暮れにネットショップで販売した開花見込みの絹、蕾も膨らんで今にも咲かせようと思っているようです。


お買い上げいただきましたお客様には2021サンシャインシティ クリスマスローズの世界展の招待券をプレゼントいたします。