つずいて12月26日の同ポットの発芽風景。
発芽が速くなり、開花も早くなるのには、9月に入ったころに気温が冷えてきたのが原因ではと思っています。
高温処理と低温処理を同じく8~10週間ほど行えば発芽すると言われていますが低温の環境を9月の気温が助けたのではと勘ぐっています。
つずいて12月26日の同ポットの発芽風景。
発芽が速くなり、開花も早くなるのには、9月に入ったころに気温が冷えてきたのが原因ではと思っています。
高温処理と低温処理を同じく8~10週間ほど行えば発芽すると言われていますが低温の環境を9月の気温が助けたのではと勘ぐっています。
今朝の最低気温はマイナス2度、濡れた土には5センチほどの霜柱がしっかり立ってザックザックと踏んでみるとガサガサと倒れた霜柱が朝日を浴びてキラキラと光っています。
最低気温がマイナスになると庭に植えこんだクリスマスローズの早咲きなどは伸びだした花茎の首をだらしなく倒らしている。
クリスマスローズ初心者などはこの姿を見てビックリ仰天するだろうが、これは自然の摂理の賜物。
植物の体の多くの部分は水でできている、気温がマイナスになるとこのクリスマスローズも人間と同じに寒さに震える。
寒い寒いと言いながら体の中にある水分を捨てて植物体を寒気から守ろうとする現象。
花首や茎が寒さで倒れたとしても全くビックリすることはありません。
このクリスマスローズ画像は朝8時ころの姿ですが朝日が当たり少しでも気温が上がってくるとピクピクっと立ち上がってきます。
寒さに震えながら見ていると、それは見事なもの。
根が土に中に含まれている水分を飲み込んでいる証拠でしっかり生きています。
しかし、これは一切、加温されないで花茎が立ち上がっている状態なら心配はありませんが、加温された環境で育てられていたら倒れた花茎は2度と立ち上がれなくなって瀕死の状態になります。
池袋サンシャィンシティから「クリスマスローズの世界展」入場招待券が送られてきました。
ルージュピコティが咲きだしています。
最初の親になったピコティの花を見てある女性が涙を流した。
それも、もう遠い頃ですが、そのクリスマスローズを使って作ったルージュピコティ。
本来はピコティの幅は赤くもう少し太いのですが、今日咲きだした花は幅が極端に狭い。
この花をみると、なぜか儚さを感じるのは何故でしょうか。
例年、ホームページやFBなどでクリスマスローズの種まきは10月の初めから末頃までに蒔きましょうと言っているのですが、自分自身は11月も始めになってかららの種蒔き。
例年に漏れず、今年もクリスマスローズの種蒔きは11月初め。
昨日、水やりを終えてから種のポットを見ると何やらグリーンぽいのが、つれて茶色の塊が土の上に顔を出している。
一つはシャルウィダンス、もう一つは雅。
通常、温度処理は高温処理を6月から始める。
ただ鉢の中に茶袋に入れたクリスマスローズの種を埋め込み土が乾かないように管理すると言った単純な物。
冷温処理は一切行っていませんので通常は翌年の1月10日前後に可愛いクリスマスローズの双葉がもっこり顔を出す。
しかしここ数年、大体5年くらい前から12月半ば頃に双葉が顔を出してしまう。
何が原因か、それは不明。
しかし、時々、土の中はどうなっているのかなどとホジホジする人も中にはいらっしゃいます(笑)。
ホジホジすると、種の殻が割れ土の下のほうに根が伸びだしているかもしれませんし、その根に傷をつけてしまい根を腐らせてしまうことも起きてくるかもしれません。
まずは蒔いたクリスマスローズの種をホジホジしないこと。
通常、高温処理を順調にされたハイブリッドのクリスマスローズは11月の初めころには種の殻が割れ始めてきます。
種の殻が割れて3~4週間もしますと種の殻から真っ白で透き通った根が伸びだしてきて土の上に双葉をのぞかせる準備に入ってきます。
(画像は12月10頃の様子ですが、ブログを書くためにテスト的に土中での保存期間を長くとって撮影したものです。)
植え替え後、1週間ほどした時から週に1回ほど液肥を与えてきました。
下の画像はそれから一月ほど過ぎた11月11日の様子です。
固形肥料は明日から与える予定です。
花弁の中心に丸く重ねるネクタリーが花の印象を強くします。
http://www.wakaizumi-farm.com/
http://www.wakaizumi-farm.com/shop/2.html
ニゲルとチベタヌスの良いとこどりを見せてくれています。
丸弁カップ咲きの典型的な姿を見せるシングル。
画像を撮影し、パソコンに向かう。
大きなサイズの画像を縮小し、ソフトにコメントと一緒に入力。
パソコンの画面と睨めっこするのは二時間が限度、どうやらすべて入力できたようだ。
後はサーバーにアップするだけ。
兵庫県宝塚市にある園芸店、陽春園様にクリスマスローズの第一弾が送られました。
店長とは18年くらいのお付き合いで東京に仕入れに来ると、クリスマスローズを見た後は駅近のお店で夜が更けるまで飲み明かしクリスマスローズ談義に勤しんでいました。
その頃は彼はまだ社員で仕入れ担当、数年前に社長から店長に抜擢され仕入れの席は若い女性に変わりましたが、店長の指導も良くクリスマスローズや植物を見る目も素晴らしいものがります。
今日は第一弾として3ケース、私共ではクリスマスローズを早く咲かせて出荷することはせず、自然の温度で花を咲かせていますので、お買い求めしてそのまま露地に置いていても花が痛むことは無くお客さには喜んでいただいています。
第二弾は来週の予定ですが今日送ったクリスマスローズは丸弁カップ咲きの清楚な花が中心で絹なども入り、明日の午後には陽春園の売り場に並んでいることと思います。