クリスマスローズの花でガーデナーの皆様の笑顔がみたい。東京から新しいガーデニングスタイルとクリスマスローズをお届けします。ヘレボルスの育種を行い日本人の感性と自然環境にあった新品種を育種し生産販売をしています。花とおしゃべりブログでクリスマスローズの育て方や花の病害虫対策、植物の魅力と楽しみ方とガーデニングの話題と写真画像をお楽しみください。開花株と種苗のお買い求めは若泉ファームのクリスマスローズ販売ネットショップと直売でお求めください。

2017年1月22日日曜日

新品種 クリスマスローズ 雅の秘密

 
新品種 雅
 
 今シーズンから販売を開始した雅シリーズの第一弾です。

この外覆輪のハイブリッドがイメージにわいたのは、2000年頃だったと思いますがイギリスのアシュウッドナーセリーから買ったハイブリッド種の中から思いもかけない花が咲いたことに由来いたします。
買ったのは確か5~6種類のシングルの種でしたが、色分けしているはずなのにかなりの確率で別の色の種が混じっていたことです。

良い意味でやはり海賊の子孫だと思ったこともありました。
ホワイトのはずなのに赤が出てきたり、最近少しばかり話題になってメリクロン化されている品種など、ある意味バリエーションに飛んでいることが幸いしました。

種を播いてから数年、思いもかけない花が現れてきました。
そのクリスマスローズの花はアシュウッドのレパートリーには無い品種の花。
一時はその花を作ってみようとしれセルフで種取をしましたがそれでは面白くは無い。

http://www.wakaizumi-farm.com/newpage10.html

その白外覆輪の花の個性をダブルの花に。
育種を開始しました。

それから10年。

 
現れてきた第一弾がリンクの中にある外覆輪のダブル。

http://www.wakaizumi-farm.com/2012photo.html


白の外覆輪が若干ですが入りました。

詳しい育種の過程は期することははばかれますが、クリスマスローズの育種を開始してからヨーロッパの人々が好むクリスマスローズでは無く日本人の感性に会うクリスマスローズの育種。

卑弥呼、翡翠、絹と、それを目的にしてきましたがいくつかの目的がこの雅で少しは出来たのではと思っています。

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