今朝の最低気温はマイナス2度、濡れた土には5センチほどの霜柱がしっかり立ってザックザックと踏んでみるとガサガサと倒れた霜柱が朝日を浴びてキラキラと光っています。
最低気温がマイナスになると庭に植えこんだクリスマスローズの早咲きなどは伸びだした花茎の首をだらしなく倒らしている。
クリスマスローズ初心者などはこの姿を見てビックリ仰天するだろうが、これは自然の摂理の賜物。
植物の体の多くの部分は水でできている、気温がマイナスになるとこのクリスマスローズも人間と同じに寒さに震える。
寒い寒いと言いながら体の中にある水分を捨てて植物体を寒気から守ろうとする現象。
花首や茎が寒さで倒れたとしても全くビックリすることはありません。
このクリスマスローズ画像は朝8時ころの姿ですが朝日が当たり少しでも気温が上がってくるとピクピクっと立ち上がってきます。
寒さに震えながら見ていると、それは見事なもの。
根が土に中に含まれている水分を飲み込んでいる証拠でしっかり生きています。
しかし、これは一切、加温されないで花茎が立ち上がっている状態なら心配はありませんが、加温された環境で育てられていたら倒れた花茎は2度と立ち上がれなくなって瀕死の状態になります。
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