クリスマスローズの花でガーデナーの皆様の笑顔がみたい。東京から新しいガーデニングスタイルとクリスマスローズをお届けします。ヘレボルスの育種を行い日本人の感性と自然環境にあった新品種を育種し生産販売をしています。花とおしゃべりブログでクリスマスローズの育て方や花の病害虫対策、植物の魅力と楽しみ方とガーデニングの話題と写真画像をお楽しみください。開花株と種苗のお買い求めは若泉ファームのクリスマスローズ販売ネットショップと直売でお求めください。

2014年11月30日日曜日

落ち葉とクリスマスローズ

 
東北や北海道では落葉の木々も葉をすでに落としている頃でしょうが、暖地の東京などでは今が
 
盛りと木々は葉を振るって冬支度。
 
落ち葉は庭に植えこんでいるクリスマスローズのお布団に。
 
庭に植えこんでいるクリスマスローズの葉を切るのは先の話。
 
花が咲いてくる春まで落ち葉を集めてクリスマスローズの周りを絨毯のように敷き詰め冬ごもりしま
 
しょうか。
 


女王 卑弥呼 咲く

つい先ほど、畑から連れてきた卑弥呼。

例年より一月ほど早い開花ですが、この卑弥呼にはアーリーパープルが入り込んでいるのではと

思っています。

2014年11月28日金曜日

地植えのクリスマスローズの狂い咲き

 
庭に植えこんでいるクリスマスローズも蕾をあげてきてしまいました。

鉢に植えているクリスマスローズの場合は、この季節よくあることですが庭に植えているクリスマスローズは初めてです。

植えている場所は花水木の下。
夏でも、そう土が乾燥する場所では無い。
5月頃から、ちょうど今頃の季節まではお日様はそう当たらない場所。


 
これは今日、切り取ったハイブリットの花茎です。
 
今年は残暑が少なくホッとしていたところですが、その影響というわけでも無く例年と同様幾つかの株に狂い咲きが発生しています。
 
綺麗に咲いてくるわけでも無く、花の季節を間違えての狂い咲きですので、容赦なく軸基から切り取ってしまっています。
 
原因は定かではありませんが狂って咲いてきたクリスマスローズの軸基を見ると原因が何となく解る気がする。
 
今、春に発生した茎の基に小さく固まっている蕾では無くて、春に発生した葉茎から花茎が立ち上ってきている。
 
気温の性でもなく、かといって施肥や水、夏の遮光でも無く、正確な原因は不明。

2014年11月27日木曜日

可愛い絹の蕾が膨らんできました

 
昨日一昨日と冷たい雨続きでした。
 
今日は一転し雲一つ無い快晴。
 
そんな晩秋の日に、お日様の光が大好きなクリスマスローズ、絹の赤い蕾が少しずつ膨らんできています。
 
蕾が大きくなったからと喜んでいてもピンクの花が咲いてくるのは遠い先。
 
来年の2月、それも中旬にならないと花を見せてくれません。
 
この二株の絹は、双葉を出してから5年。
 
発芽を見て、小さなポットに移し、それを繰り返す。
 
 
ネットショップで買った絹の苗を一部の客は勝手気ままに根を解して水洗い。
 
これは絹だけで無くクリスマスローズの禁じ手。
 
ブログをしっかりお読みいただいているお客ならそれは行わないが、一部にはどうも世間に流布し
 
ている情報をありたがる向きがあるようです。
 
クリスマスローズの栽培では出来る限りオーソドックス、当たり前と言われることを当たり前に行っ
 
ていれば、そう易々と腐らせたり枯らしないで花を見られる。
 
 
今年の春先、お客様に、もしかしたら絹になるかもよと差し上げた絹の苗。
 
肥料などだけで無く栽培の基本を守っているようで、見事な苗になっているという。
 
それも、ニゲルでは無くこの上なく可愛い絹に。
 
この記事を読んでいたなら、苗の写真をメールに添付して送ってくださいな。
 
 

2014年11月20日木曜日

日本スイセンとスイセンガリル


 
日本スイセン。
 
 
いつ頃から庭にあるのか全く解りません。
 
 
子供の頃には庭の片隅に寒くなると咲いて、清々しい香りを放していたことだけは覚えています。
 
 
クリスマスローズを日本スイセンの隣に植えこんでいるて、この日本スイセンの花が終わり少しず
 
つお日様も高くなる頃、クリスマスローズの花に席を譲ってくれます。
 
 
 
スイセン、ガリル。
 
Googleで「ガリル」と検索すると、スイセンのガリルは出てこないで、イスラエルの機関銃がヒットす
 
る。
 
イスラエル製の軍用機関銃に「ガリル」というのがある。
 
そうなると、この清楚なスイセンガリルが可哀想になるですが。
 
 
 

2014年11月16日日曜日

土と糸の休み時間 二人展 神楽坂パルスギャラリー

 
松原淳子(陶) 馬場節子(織) 二人展  土と糸の休み時間  染める 咲く
2014年11月12日(水)~17日(月) 11:00~19:00  最終日は16時まで
東京新宿区神楽坂2-21
 
明日17日までです。
 
 
 
新宿 神楽坂は都心とは思えぬ静かな住宅街を背後に、南には理科大などの大学のビル。
 
その駅から、少し昇った住宅街の中に神楽坂パルスギャラリーがあります。
 
アンモナイトはパルスの象徴。
 
 
 
 

パンフレットには、器は日々使って考えて心ゆくまで楽しむもの、、、、と。

そして織りは日常の忙しさの中に、無心で機に向かい、心を休める「休み時間」、、、。


 
 
千年の命を持つと言われる和紙を撚りをかけて作った紙布と裂織。

 
 
器にはクリスマスローズの絵柄、そしていらなくなった古布をほどき紐状にして作った
裂織の数々。

器や裂織、紙布も日常の生活の中で人々に親しまれてきました、も一度姿を変え多くの人に見直していただきたいとの二人の気持ちが作品群の中に現れているようです。

 
併設されているカフェーでは挽き立てのコーヒー、香り豊かな、そして贅沢な時間と友達との
おしゃべりが楽しめます。

 


 
 
 
 
 

2014年11月12日水曜日

原種のシクラメン 肌寒くなると目を楽しませてくれます

園芸店には色とりどりのシクラメンの鉢花が入荷してきて、いち早くクリスマス商戦が始まってきているようです。

このピンクの花は原種のシクラメン。
園芸用に改良されたシクラメンではありませんので派手さは少し足りませんが、丈夫で可憐さでは他のシクラメンにひけはとりません。

数年前の今頃、立ち寄った園芸店で買い求めてそのまま鉢に植えこんでいたもの。
花は綺麗に見せてくれるのですが、その花が終わり葉も枯れてくるとハウスの片隅に追いやられて水も満足にもらえず夏を越しています。

それが性に合っているのか、毎年肌寒くなってくるといつの間にか花を咲かせてくれ、クリスマスローズの花が咲き始める頃までの一時、目を楽しませてくれています。

2014年11月9日日曜日

「土と糸の休み時間」 神楽坂パルスギャラリー

 
「土と糸の休み時間」。

とてもおしゃれなタイトルの二人展が、東京新宿神楽坂で開かれます。

学生時代に染色の研究室で机を並べて染色の話をしたりしていた仲良し二人。

松原淳子さんと馬場節子さん。

松原さんは陶器、そして馬場さんは織りと、その2つの作品を「土と糸の休み時間」として開催されます。

ちなみに、松原さんの陶器に描かれているクリスマスローズ、このクリスマスローズは若泉ファームで作られた花。

嬉しいことこの上なく、13日には押っ取り刀でお二人の作品を見に行こうと思っております。

松原淳子(陶) 馬場節子(織) 二人展  土と糸の休み時間  染める 咲く
2014年11月12日(水)~17日(月) 11:00~19:00  最終日は16時まで
東京新宿区神楽坂2-21

神楽坂パルスギャラリー

感動の一時をお楽しみください。
 

 
土と糸の休み時間  染める 咲く 作品



2014年11月7日金曜日

園芸ガイド1月号の読者プレゼント

 
12月8日に主婦の友社から発売される園芸ガイドの編集者から、本の中での読者プレゼントに使う卑弥呼の画像が届きました。
上の画像がそれです。

今年の春と秋に取材にこられて協力をしていましたが、編集者より読者の方へのプレゼントで何かないだろうかと相談を受け、それなら赤のクリスマスローズ、それも花はもとより雄しべの軸、そして花茎も赤、その卑弥呼をプレゼントすることにきまりました。

ネットショップでの苗販売での人気は絹の次で糸ピコティのシングルと競争しています。
プレゼントする苗は5株、3号のポットに入って販売する卑弥呼とは別の棚での管理、うっかりして販売してしまうとプレゼントになりませんので、この5株だけは1月末まで特別扱い。

来月、8日には園芸ガイドが全国の書店で販売されますので、もしお求めのさいには卑弥呼プレゼントに応募していただけるとありがたいと思っています。

なをクリスマスローズの記事内容に関しては、編集者との約束で月末までの秘密事項。

2014年11月4日火曜日

ニゲル アネモネ咲き


クリスマスローズの葉切りとスイセンガリル

真っ白で清楚なスイセンガリルの葉が伸び出してきています。

このガリルの白い花が咲き誇る頃がクリスマスローズの古葉切りのシーズンイン。

クリスマスローズのビギナーの方々だと、どうも古葉切りが早すぎる傾向になるようで、昔はやったコマーシャルに、「ゆっくり行こうよどこまでも」とか「そんなに急いでどこに行く」という言葉を真似した方が良いのではと思うこと仕切り。

写真の中央に見えるギボウシ、これもまだ葉が青々としている。
手前に葉だけを見せているクリスマスローズも葉は青青。

ハウスに遊びに来られるお客様達からも、クリスマスローズの古葉切りはいつが良いとよく聞かれる。
焦ることはないよ、来年になってでも良いから今年花が咲いた株だったり、蕾が大きくなって花茎が伸び出す頃になると,横に葉が倒れるからその頃でも遅くは無いよと。

仕事を旨としている生産者は早くクリスマスローズの花を切る方もいるし、ゆっくりと切る方もいる。
それはクリスマスローズの生産をしている栽培環境によってで、実際はだいぶ本なんかに書いているのとは違う。

自分の所では,クリスマスローズの古葉切りの目安としてスイセンのガリルが半分近く咲いてきた頃、其れを目安にしている。