クリスマスローズの花でガーデナーの皆様の笑顔がみたい。東京から新しいガーデニングスタイルとクリスマスローズをお届けします。ヘレボルスの育種を行い日本人の感性と自然環境にあった新品種を育種し生産販売をしています。花とおしゃべりブログでクリスマスローズの育て方や花の病害虫対策、植物の魅力と楽しみ方とガーデニングの話題と写真画像をお楽しみください。開花株と種苗のお買い求めは若泉ファームのクリスマスローズ販売ネットショップと直売でお求めください。

2023年5月13日土曜日

オリジナルクリスマスローズ 絹

 

2023年のクリスマスローズの種採取が終わりました。
しんがりの種は絹。
しかし20年間かけて量産が可能になった良いが母親のニゲルが数年ほど前から調子が悪く瀕死の状態になってしまいました。
系統は少しだけ維持できていますがその株だけでは年に10株位しか生産ができません。
この苗は一昨年に採取できた種からの絹苗。
3~4年もすると確実に絹の花が咲いてくれる苗。
しかししたの画像は絶対に絹にはなれず咲いてくると間違いなくニゲルの真っ白な花、
絹特有の艶のある淡いピンクの花は咲いてくれません。
この苗は全て破棄の運命になり土に帰ってしまいます。
下の苗は昨年発芽し一月前に25ミリのポットから45ミリのポットに植え替えて一月、この時点では新葉が1枚か2枚くらいしか発生してくれません。
しかし一年後からはビックリするような旺盛な成長を見せてくれます。
今年、採取した種から絹がどれだけ出てくるか、7割程度の確率で絹が現れてくればこの種の親株を危険負担も考えたうえで株分けし種の採取株を4~5株できればと捕らぬ狸の皮算用をしています。






0 件のコメント: