クリスマスイブ。
若泉ファームが育種したクリスマスローズの第三番目の花。
一番はシングルホワイトの糸ピコティ、つずいてグリーンピコティの翡翠、その翡翠につづいて作ったのが卑弥呼。
10年ほど前はダブル人気に押されてと言うか狂ったようにダブるのクリスマスローズと言われて、その頃からシングルのクリスマスローズは生産者も客も見向きもしなくなっていた。
今日、若手の生産者から電話があり、シングルの種が欲しいとの要望。
市場にも生産者の所にもシングルの花が無くなってきているという。
それはそう、ただ単に市場での価格に押されてのこと、クリスマスローズの美しさがどうのこうのと言うのでは無く、ただ単に珍しいとか賑やかでとか、雑誌に載っていたからと。
そんな状態が、ここ10年つずいている。
クリスマスローズのバイヤーさんもダブルには飽き飽きしてきてシングルの花の良いものは無いだろうかと探している。
実際のこと、お客様もその辺は意気投合しているようだ。
この赤シングルのクリスマスローズ、実生で増殖してきているがほとんど狂いが無い。
しかし難点がある。
いや長所かも。
それは早く咲きすぎること、温度処理をしなくてもクリスマスイブに咲いてくれることは有る反面願ったり叶ったりかもしれません。
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