初花から2年、3年と時間がたつにつれ、開花時期が狂ってくることがありますが、すでに9月の頃から狂い咲きの気配が一部の株に感じられます。
軸基からあがってくる芽が太いロウソクの炎のような感じで立ち上がってきます。
これが狂い咲きの芽です。
そのままにしておくと季節外れの花が咲いてしまい、色は薄く、本来赤や黒紫の花が咲くはずなのに寝ぼけた色で、花弁は一際大きく乱れてしまいます。
そのような狂い咲きの芽は軸基から切り取ってしまいますが、ここで無造作に切り取ってしまいますと場合によってはウィルスをハサミなどの器具で仲介させてしまうことになりかねません。
クリスマスローズを数多く栽培している方でも狂い咲きのクリスマスローズは多くはない思いますのでカッターナイフで切り取ってしまうのが良いかと思います。
その際には切り取る株、一株ごとにカッターナイフの刃を二枚程度で行い、使った刃は折ってしまうとブラックデスなどのウィルス病を防ぐことも出来ます。
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