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2015年12月12日土曜日

お客様から絹の嬉しい便り


 昨年の秋のこと若い男の方が訪ねてきた。
絹苗の販売をしているときだった。
その絹を欲しいと話してお買い求めいただいたわけですが、小一時間話をしていると春に行われたサンシャインシティのクリスマスローズ展で絹の大株を見て育ててみたくなったと話していた。

お買い求めいただいたのは満二年になる絹の苗。
その後、時々訪ねてきて栽培方法を聞かれていたところ、今春、バイオゴールドの熱心なお客様と会い影響を得て絹をバイオゴールドで栽培していた。

その絹の一年後の姿がこの写真。
性質は大変丈夫なことは間違いないのですが、発芽から3年近くは育ちが目に見えてこないところが難しいところで実生3年でこれまで栽培できるとは考えてもみなかったところです。
お見事の一言

先ほど送られてきた画像ですが、コメントに

「花を咲かせるのは1つということですが
花芽が複数あるので
どの段階の花を咲かせたらよいでしょうか?
うれしい悲鳴で恐縮ですが(笑)」
とあった。

初めての花が咲くときに、これほどの花芽が上がってきてしまうと正直どれを残してどれを咲かせるか正直迷ってしまうと思います。


まずは小さな蕾を咲かせるにはエネルギーがたりませんので伸びてきた頃にまずは切り取る。
早く咲きそうな花芽も切り取る。
残すのは黒色の文字の芽二つほど。
黄色の文字の部分はもうしばらくしたら切ってしまう。

絹は多花性の性質を持っていますので、二年後も三年後も全ての花芽を咲かせてしまいますと体力を消耗させてしまいます。
二回目、三回目の花も後から咲いてくるだろう花芽は開花時期に切り取って株の体力を温存させるようにすると良いのではと思います。



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