18~9年の間、育種を続けてきたクリスマスローズの原種ニゲルとチベタヌスの交配種、絹。
一時は実生での増殖が難しいと言われて株分けでと一時は考えていましたが、神様の思し召しで実生での増殖に成功したのは7年くらい前。
株分けだと株そのものの回復までに時間がかかり、また数は作ることができない。
あるとき発芽から三年目を迎えた絹の苗が全てニゲルにはならず絹独特の葉になった。
それから数年、初花が咲くと全て絹。
蕾は膨らみ、株の中には濃いピンクを見せているものあり、濃いピンクの色が淡く桜色に開くまではあと一月半。
鉢は尺を超えているものに入っています。
今は厳寒期に向かう時期のため有機肥料は使わず化学肥料を使っています。
朝、9時頃から日光に当たり昼過ぎ2時頃には陰になってしまう場所での管理。すでに葉は生気を失ってきて一部は株もとから切り取ってしまっています。
絹は根の量が非常に多くスリット鉢のような柔な鉢ですと鉢そのものを歪めてしまいます。
そのためもあって駄温鉢での管理が望ましいですが鉢の重さと土の量が大きくなりますのでプラスチックの鉢での管理も一時的には必要になってきます。
2月16日の金曜日から始まる池袋サンシャインシティのクリスマスローズの世界展。
若泉ファームのブースで花が咲いている株をご紹介できるかと思います。
用意した株は12株、全ての株が同時に花を開かすことはまず無理ですので展示予定の株は大芽に作っています。
サンシャインでの売店では、友人がオープンする、ミューにて開花株の販売もいたします。
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