2014年2月の絹。
来春、販売予定の絹の蕾が少しずつ大きくなってきています。
2014年の春に小さな双葉が現れ、次に本葉が。
発芽から二年あまりの生育は遅々として進まず、じれったいほどの二年間でした。
しかし、それから二年あまりの生育はそれまでとは全く違ってくるのが、この絹の特徴で4年目が終わる今の季節、少し深植えした株の土の中から赤い蕾が現れてきます。
それがこの画像。
寒さが厳しくなるほど蕾は赤らみを見せて、翌年の2月に咲いてくるあの淡いピンクはなぜとでも言うように思われます。
一つの花茎に花が二つ。
もちろん、絹を販売するネットショップにもアップする予定です。
その違いが実生で増殖するときの欠点、生育が遅いことやメリクロンでの増殖無理が出てきて上手くいかないのかも知れませんね。
外国ではこのニゲルとチベタヌスの交配種の実生で数を作るのには成功していず、ほとんどが株分けで提供されていますが絹は全ての株が実生での増殖。
初めての花が咲いてからの生育はビックリするほどです。ハイブリッドのクリスマスローズよりむしろ育てやすいのも絹の特徴です。
ですから大きな株に育てて各地で開催される展示会に出展すると白眉の的になること請け合いです。
下の画像はもちろん絹。
昨年の春に花を見せてくれました。
しかし花を確認するだけですぐに摘み取ってしまいました。
それから9ヶ月、赤い蕾を確認できるだけで10あまり。
中央の枯れたように見える茎の残骸が去年、花を見せてくれた茎の痕になります。
これで満6年になるところです。
それから1年。
数倍の蕾が秋になると膨らんできます。
上の画像にある絹が入っている鉢は7号、一月ほど前までは6号の鉢に入っていてまだ植え替えって間もないのに蕾がしっかり膨らんできます。
下の画像はそれから1年の絹、前年の数倍の蕾を着けています。
鉢は尺鉢。
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