クリスマスローズの花でガーデナーの皆様の笑顔がみたい。東京から新しいガーデニングスタイルとクリスマスローズをお届けします。ヘレボルスの育種を行い日本人の感性と自然環境にあった新品種を育種し生産販売をしています。花とおしゃべりブログでクリスマスローズの育て方や花の病害虫対策、植物の魅力と楽しみ方とガーデニングの話題と写真画像をお楽しみください。開花株と種苗のお買い求めは若泉ファームのクリスマスローズ販売ネットショップと直売でお求めください。

2017年2月28日火曜日

絹の肥料はバイオゴールド

絹の肥料は有機肥料のバイオゴールド。 
 
三年前の2月に双葉が出た苗と二年前に双葉が出た苗にバイオゴールドを与えています。

二年苗にはバイオゴールドを4粒、三年苗には13~14粒、クリスマスローズには
大変豪勢なご馳走ですが、土の中に住んでいる有用なバクテリアを多く発生させるのに役立つ。
 
 
 2月末から3月にかけては三寒四温と言う言葉もありますが徐々に気温も高くなってくる頃。
絹の葉も活きよい良く伸ばし開花にはリンだカリだとの肥料成分に気を使うより、むしろ根を活発にして病害からの攻撃に抵抗力を強めるためにも有用なバクテリアが土の中に多い方が良い。

2017年2月24日金曜日

庭植えの絹と卑弥呼

 昼間は暖かいお日様が燦々としてきますのでジャンバーを脱ぎ去っての作業ですが、日が西に沈んで影が出来てくると、さすがまだ2月。

とは言っても春の日差しにクリスマスローズ達も堅いつぼみを持ち上げてお客様のもとに旅立とうとしています。

画像は卑弥呼と絹。
オリジナルのクリスマスローズですが庭に植え込んでから三年目の卑弥呼。
1月初め頃には蕾を持ち上げ今が花の盛りです。

も一つは去年の11月に庭に植え込んだ絹。

昨年、池袋のサンシャインシティのクリスマスローズ展で飾られた絹ですが、4月に大株を4つに株分けして残っていた片割れで淡いピンクの蕾を持ち上げています。

 



2017年2月22日水曜日

雨降って絹のご機嫌も直ったようです


正直、今シーズンのクリスマスローズほどあたふたしていることはかってないことでした。

花は例年より早く咲いてきたり、空気の乾燥からか花の上がりが鈍かったりとしていましたが、先日の雨のおかげか絹などは蕾が気前よく昇りそうです。

何年、種を蒔いても失敗はつきもの、発芽してからの施肥の希釈を間違えたりで1年を棒に振ったり、一部のクリスマスローズは古葉さえも刈れずにいます。

今日は久しぶりに、少しだけ時間が出来、カメラのシャッター音も軽快でした。

2017年2月19日日曜日

クリスマスローズ 絹


 
発芽してから4~5年、体力が付いてくると2~5本程度の花茎を持ち上げてきます。
 
うっかりすると3年くらいで花を付けてしまうことがでてきますが、この時の蕾はできる限り切り取ってしまいます。
 
この画像は今日咲いてきたもので発芽から5回目の春を迎えます。

2017年2月15日水曜日

ディド(Dido)とは何者?

クリスマスローズ。

ヘレボルスの原種、トルカータスのダブルです。


それはそうとして、先日のこと、久しぶりにネットサーフィンをしていると、パーティドレスのダブルのもとになったディド(Dido)と言うのを見つけた。

実生のディド(Dido)。

目を見張ってしまいました。
実生のディド(Dido)とは何者?。

ディド(Dido)はストラングマンさんが発見したトルカータスの二つの八重のうちの一つに付けられた名前。

それが実生で有るという。

過去、株分けされたディド(Dido)は日本はもとより各国のナーセリーや個人に譲られているとうことは聞いているが、実生のディド(Dido)とは何者という感じで正直ビックリ仰天です。

ディド(Dido)の子供とか孫とかの実生とか言うのなら、いくらでも有るでしょうがディド(Dido)という
実生苗はあり得ない。

ディド(Dido)の実生というのなら、すでにそれはディド(Dido)では無くてトルカータスの実生と言うべきでは無いでしょうか。

画像のグリーンダブルの花は、ディド(Dido)の子供の子供。
つまり孫というものです。

有る生産者のもとに嫁いたディド(Dido)をセルフで種取をして、その子供を再度セルフで種取。
その種から生まれて株です。
現在、三株有る中でクロスで種取をして苗を作っていますが、それはディド(Dido)由来であっても、すでにディド(Dido)では無い。

強いて言うところではトルカータスのダブル。

世の中にはビックリ仰天というのもが有るんですね。

サンシャインシティのクリスマスローズ展 17日から


 

 


待ちに待った池袋サンシャインシティのクリスマスローズ展が17日の金曜日から開催されます。

気象情報によると金曜日は気温17度前後、とても暖かくて行楽日和。

今日、クリスマスローズを販売してくれる、ミューガーデンさんが仕入れに来てたっぷりと車に積み込んで帰りました。


 
絹の株は若干ですが、毛色の変わったところで秋田の高杉氏由来の舞妓。

ダブル・セミダブル・シングルと、デポとなっているハウスに到着。

これらの子達も17日にはミューガーデンの棚に並ぶ予定です。

お友達を誘ってブラリサンシャインシティのクリスマスローズ展を散策してください。



2017年2月14日火曜日

クリスマスローズ 春の絹

 
まだ寒い季節が続きますが、お日様は春の様子。

そんな暖かい日差しを浴びて絹の苗も喜んでいるようです。

この絹、昨年の2月には発芽して、11月に二度目のポット変え。
今、春の新葉を気持ちよく伸ばしてくれています。

いろいろあるクリスマスローズの中でも、初期生育、発芽してからの二年間は正直棄ててしまいたいような気分に駆られますが、数年後の淡いピンクの清楚な花を思い浮かべると小さな苗が愛おしくなってきます。

どんな時間が、一番好きと聞かれるとまず双葉が開こうとする頃、そして冬の最中に小さな蕾が膨らんで花茎が立ち上ってくる頃。

そんな時間が一番好きな時間です。

この絹の苗も、あと三年。
三年後の今頃には「お待たせ」と言って綺麗な花を咲かせてくれるでしょう。

2017年2月10日金曜日

親の気持ちを知らないクリスマスローズ

 
 親の気持ちを知らないクリスマスローズとは絹のことかも知れません。

双葉が出てから満3年、バイオゴールドのご飯を食べたせいか、5年目の春に花を咲かせれば良いのに暮れの頃から蕾を見せてくれるものも時々ある。

初期の頃の育種では丸5年過ぎてやっとのこと花を見せてくれましたが、タクトのバイオゴールドに切り替えてから満三年で蕾を付けるものも出てきました。

昨年の秋に販売した絹の苗でも、お客様のもとに嫁いて今頃はピンクの蕾を上げ始めているかも知れません。

この画像は今日撮影したものですが、苗の中には葉脈に白や薄いピンクの模様が入っているものもあって葉の楽しみも増えそうです。


2017年2月8日水曜日

改良園と陽春園植物場に行ってきます

2月11日 土曜日  2時より
埼玉県、川口市にある改良園ベルプラザ
所在地: 〒333-0832 埼玉県川口市神戸171 電話: 048-294-5000
「失敗するクリスマスローズの育て方」
 
2月12日 日曜日   2時より
兵庫県宝塚市にある陽春園植物場
所在地: 〒665-0885 兵庫県宝塚市山本台1丁目6−33 電話: 0797-88-2112
「クリスマスローズの栽培ノウハウ」
 
関東と関西の園芸店として名高いお店でクリスマスローズのお話をすることになりました。


 クリスマスローズの育種を通じて開花株の直売を行っていますと、お客様からいつになっても大きくならないとか、腐らせてしまった、咲いたら去年と違った花が咲いてきた、、、、などなど、様々な質問や疑問を聞きます。

これほど丈夫な多年草なのに何故と言う疑問がつきまとうのが多いところで、話を聞くとやっぱりと言う出来事に突き当たります。

ベルプラザでは、失敗するクリスマスローズの育て方。
その一時始終と美しいクリスマスローズの花たちの話と実演。
陽春園では新しいクリスマスローズの育種の話やあまり知られていないクリスマスローズの育て方のノウハウと庭遊びに役立つ植物などのお話を写真とともに。

クリスマスローズを大株にする育て方、参考に大きな株に育てにくいと言われる原種のニゲル、そのニゲルでさえ30センチを超える大鉢で鑑賞できるテクニックなどをお話しできればと思います。

 
ぜひお時間のある方は改良園ベルプラザと、陽春園植物場に、おみ足をお運びいただければと思っています。


2017年2月2日木曜日

絹が咲いてきました


北風が吹きすさぶ今日、春の日を浴びながら絹の花が開いてきました。

花弁の外側はビビッドなピンク、そっと花弁を広げるとピンク真珠を彷彿とさせてくる内弁の花色。

クリスマスローズの原種ニゲルとチベットからやって来た四川チベタヌスの子供。