東京から新しいガーデニングスタイルとクリスマスローズをお届けします。ヘレボルスの育種を行い日本人の感性と自然環境にかなった新品種を育種し生産販売をしています。花とおしゃべりブログでクリスマスローズの育て方や花の病害虫対策、植物の魅力と楽しみ方とガーデニングの話題と写真画像をお楽しみください。 開花株と種苗のお買い求めは若泉ファームのクリスマスローズ販売ネットショップと直売で。

2015年11月25日水曜日

クリスマスローズの古葉切り

師走の声が目の前で聞こえるようになりました。

クリスマスローズの開花が予定されている株では春に出た葉の間や株元に小さな蕾が見られます。
今の季節、秋から冬への間は花芽を大きくするエネルギーが満載。土の中では根が伸び花芽の充実を図っています。

この季節の仕事として古葉切りがあげられますが無闇矢鱈に古葉を切れば良いということがまかり通っています。
クリスマスローズの成長に合わせて切ればそれほど問題は発生しませんが方法を間違えると後で悔やみとなってしまうことが往々にして発生します。

まずは古葉を切り取る時期。早くとも画像のようにローソク状に蕾の元がはっきりわかり大きくなってきてから。
そして切り取る部分は根元から3~5センチほど上で切る。
気象は晴れ、雨や曇りの日ですと切り取った切り口の乾きが遅くなり、病原菌の進入やいつまでも株の水が流れ出して乾きにくくさせてしまいます。

庭植えなどの場合には寒さがきつくなると蕾が伸びようとして古葉を外側に広げる現象、ロゼット状といわれますが、そのように横に倒れてからで古葉切りの目的はかなえられます。

そんなことから切る場合は晴れている日に。 

そして古葉を切る器具、ほとんどの方はハサミになるでしょうが必ず第三リン酸ナトリウムの溶液で一株ごとにハサミを消毒する。
花郷園故野口氏によって日本に新しいクリスマスローズが導入されてから20数年過ぎましたが、その頃からウィルス性の病気、ブラックデスが栽培上の問題となっています。
病害をもたらす害虫の退治としていくら殺虫剤を散布していても、最後の最後でハサミを確実に消毒して古葉切りを行わないとさらにブラックデスなどの病害を蔓延させてしまうことになりかねません。

ハサミをライターで炙ればウィルスは死んでしまうという方もいるようです。
しかし火で炙るとハサミの刃はなまくらになってしまい使い勝手が悪くなるというのは中学の技術の授業で教えられる。
ウィルスを不活性化させて増えなくする効果のある第三リン酸ナトリウムの溶液を使ってハサミを消毒するのが最も効果的と思います。

植物ウィルスとはリンク。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%8D%E7%89%A9%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9


1 件のコメント:

kazue ijuiju さんのコメント...

古い葉と新しい花芽の関係を考えたことがありませんでした。
庭うえのためにたしかに開いた葉のしたに花芽があり
自然てなんてすごいんだろう、って感動した記憶があります

今年はもっと観察してブログでお知らせできたら、と思います