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2015年10月16日金曜日

クリスマスローズ 絹の育て方 2


絹の発送はほぼ終わりました。

以前書いた、絹の育て方その1に続いて、その2です。

絹そのものは、片親になっているチベタヌスと比較しますと非常に丈夫です。
花の特徴としては非常な多花性。

株の特徴としては、実生発芽から二年ほどの期間は生きているのだろうかと思うほどいじけた生育ですが、3年ほどすると旺盛というほどの育ち方を見せてきます。

普通のクリスマスローズでしたら発芽から半年程度で十分な苗に育ち販売に供されますが、この絹は発芽から2年近くは販売には供することは出来ません。
発芽初期ののんびりした性格からからですが。

写真画像の株は販売したものと同様で根は鉢底に十分回っています。
植え替えそのものは通常のクリスマスローズハイブリッドと同じ方法ですが鉢そのものの工夫は必要です。

お奨めする鉢は駄温鉢。

http://www.wakaizumi-farm.com/saibai-hati.html

プラスチックやスリット鉢は好ましくはありません。
鉢そのものの性質や材質などを考慮すると、高温多湿の日本には古来から気候を吟味して作られてきた駄温鉢が植物を栽培するには最適ではと思います。

絹の栽培用土は通常のクリスマスローズハイブリッドとほぼ同様の組成の用土で問題は無いものと考えます。
赤玉土6~7、腐葉土3前後、軽石1前後の割合です。
それに若干の蛎殻や燻炭、届いた時の絹の用土をご覧いただければおわかりと思います。

次に葉の部分と根の部分、そこに新しい葉芽や花芽が発生してきます。
もしかすると届いた株には既に花芽が小さく住んでいるかもしれません。
植え替えにあたって、その芽の部分は空気に当てないようにして用土で隠します。
葉芽や蕾の下から新しい白根を発生させてきますので、空気に当ててしまいますと白根が伸びることが出来なくなり幾分かは生育が遅れてしまったり蕾が乾燥しやすくなって十分な生育が見込めないことがおきるかもしれません。

http://www.wakaizumi-farm.com/beginne-naeuetuke.html

肥料では化学肥料や有機肥料がありますが、出来るなら有機肥料のバイオゴールドをお奨めいたします。
事実、絹をお買い求めいただいた幾人かのお客様の経験から導いた肥料で、花の蕾の数や、葉色、根張り、葉の大きさなど他の肥料より効果が大きいのではと思います。

http://www.wakaizumi-farm.com/shop/3_1104.html

http://wakaizumi.blogspot.jp/2015/10/blog-post_15.html

絹の育て方2は以上ですが参考にしていただけたらと思います。

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