ひな祭りが終わり、少しずつ暖かくなったなと思っている頃、クリスマスローズの葉裏や蕾、そして花弁の襞にアブラムシが潜んでいることがあります。
温暖化が叫ばれるようになって久しいですが、温暖化とは関係なくクリスマスローズにアブラムシが発生することがあります。
暦では春を知らせてくれていますが気温や体感温度はまだ冬。
園芸店の店頭で販売されているクリスマスローズの多くは加温された環境で栽培されて市場に出てきます。
殺虫剤などでの害虫防除は行われていると思いますが、加温された環境下のビニールハウスはアブラムシやスリップスなどの害虫が生育する最高の環境。
また趣味家が栽培しているクリスマスローズも加温されていなくても、気温が低いから害虫の心配は無いだろうと思っているのでは無いでしょうか。
この季節の害虫防除は殺虫剤の希釈液を散布すると、クリスマスローズの花弁に薬害を発生させることも多くありますので、浸透移行姓の殺虫剤を土の中に混ぜ込んで防除するようにすると良いのかもしれません。
土の中から虫が表に出てくると言われている啓蟄も過ぎました。
ウィルスなどの被害に遭わないようアブラムシ退治は必須の季節です。
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